FX初心者向け<ポンド円に対するドル円の影響とは>
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今回はかなりFX初心者向けの内容になっています。
最近FX初心者から以下のような質問が3件連続できています。
ユーロ円やポンド円の取引をメインにしているが
ドル円と同じようなチャート形になる時と
全く違うチャート形になる時があり
ドル円とポンド円、ユーロ円の関連がわかりません
私はユーロ円の売買はあまりしないのでポンド円で考えてみます。
ポンド円はポンドドルとドル円の合成通貨です。
ポンドドル×ドル円=ポンド円
例えば
ポンドドル(1.6)×ドル円(100円)=ポンド円(160円)
これは理解していると思います。
上記でポンドドルが10pips上がってドル円が動かないとすると
ポンドドル(1.6010)×ドル円(100円)=ポンド円(160.10円)
ポンドドルが動かずにドル円が10pips上がった場合は
ポンドドル(1.6)×ドル円(100.10円)=ポンド円(160.16円)
違いがわかりますか?
同じ10pipsの値動きだったとしても
ポンド円に対して
ポンドドルが与える影響とドル円が与える影響には大きな差があるんですね。
もう一つ極端な例で
ポンドドルが2.0、ドル円が100円の場合
ポンドドル(2.0)×ドル円(100円)=ポンド円(200円)
ポンドドルが10pips上がってドル円が動かないとすると
ポンドドル(2.0010)×ドル円(100円)=ポンド円(200.10円)
ポンドドルが動かずにドル円が10pips上がった場合は
ポンドドル(2.0)×ドル円(100.10円)=ポンド円(200.20円)
ポンドドルの値が大きくなると
ポンド円に対してドル円が与える影響も大きくなります。
色々数値を入れ替えて体感してみると面白いですよ。
これらを踏まえて考えると
統計的に東京時間は欧州通貨よりもドル円の方が値動きがあり
欧州時間以降は欧州通貨も動いてきます。
東京時間はポンド円とドル円のチャート形は似ていることが多くなります。
円主導で値動きがある時は欧州通貨は動きが少ないので
ポンド円はドル円のチャート形に似た値動きになります。
ドル主導で値動きがある時は
ポンドドルが上がればドル円が下がり
ポンドドルが下がればドル円が上がり
ポンド円の動きは多少ドル円につられる感じになりますが
この時のポンド円のチャートはドル円とはぜんぜん違う形です。
リスク選好的な値動きでドル売り円売りになると
ポンド円は大きく上昇することになり
リスク回避的な値動きでドル買い円買いになると
ポンド円は大きく下落することになります。
この時のポンド円のチャートはドル円に少し似た形で
値幅がドル円よりもかなり大きくなることになります。
2011年の一時期はドル円が動かず値幅が小さく
ポンドドルやユーロドルが大きく動いていて
チャート形は欧州通貨に似た日も多かったと記憶しています。
FOMC明けの18日のようなパターンは
ドル円が押し目買いで強くユーロドルが値を下げなかったので
ユーロ円が一番大きな値幅で上昇しました。
今はユーロドルが1.35近辺なので
ポンドドルの1.6付近と比べて
ドル円がユーロ円に与える影響はポンド円よりも小さくなります。
このように、ドル円はポンド円やユーロ円などのクロス円に
大きな影響を与えますが
合成通貨の方割れのポンドドルやユーロドルの値動きも
しっかり見る必要があります。
例えばポンドドルが大きな節目を割れて下落する場合
ドル円の値動きが小さいなら
ポンド円もポンドドルに連れて大きく下落してきます。
素直な値動きと言う点で考えると
ユーロドルやドル円の方がFX初心者には分かりやすいと思います。
ユーロ円やポンド円はユーロドルやドル円に比べて
値幅が出やすいので大きく狙えるのですが
合成通貨なので値動きが難しい日も多くなります。
慣れてきたらこれら4通貨ぺアを監視していて
一番わかりやすい値動きをしている通貨ペアを選んで
売買するようにしていけば
トータルでの収支も安定してくると思います。
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最近FX初心者から以下のような質問が3件連続できています。
ユーロ円やポンド円の取引をメインにしているが
ドル円と同じようなチャート形になる時と
全く違うチャート形になる時があり
ドル円とポンド円、ユーロ円の関連がわかりません
私はユーロ円の売買はあまりしないのでポンド円で考えてみます。
ポンド円はポンドドルとドル円の合成通貨です。
ポンドドル×ドル円=ポンド円
例えば
ポンドドル(1.6)×ドル円(100円)=ポンド円(160円)
これは理解していると思います。
上記でポンドドルが10pips上がってドル円が動かないとすると
ポンドドル(1.6010)×ドル円(100円)=ポンド円(160.10円)
ポンドドルが動かずにドル円が10pips上がった場合は
ポンドドル(1.6)×ドル円(100.10円)=ポンド円(160.16円)
違いがわかりますか?
同じ10pipsの値動きだったとしても
ポンド円に対して
ポンドドルが与える影響とドル円が与える影響には大きな差があるんですね。
もう一つ極端な例で
ポンドドルが2.0、ドル円が100円の場合
ポンドドル(2.0)×ドル円(100円)=ポンド円(200円)
ポンドドルが10pips上がってドル円が動かないとすると
ポンドドル(2.0010)×ドル円(100円)=ポンド円(200.10円)
ポンドドルが動かずにドル円が10pips上がった場合は
ポンドドル(2.0)×ドル円(100.10円)=ポンド円(200.20円)
ポンドドルの値が大きくなると
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これらを踏まえて考えると
統計的に東京時間は欧州通貨よりもドル円の方が値動きがあり
欧州時間以降は欧州通貨も動いてきます。
東京時間はポンド円とドル円のチャート形は似ていることが多くなります。
円主導で値動きがある時は欧州通貨は動きが少ないので
ポンド円はドル円のチャート形に似た値動きになります。
ドル主導で値動きがある時は
ポンドドルが上がればドル円が下がり
ポンドドルが下がればドル円が上がり
ポンド円の動きは多少ドル円につられる感じになりますが
この時のポンド円のチャートはドル円とはぜんぜん違う形です。
リスク選好的な値動きでドル売り円売りになると
ポンド円は大きく上昇することになり
リスク回避的な値動きでドル買い円買いになると
ポンド円は大きく下落することになります。
この時のポンド円のチャートはドル円に少し似た形で
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2011年の一時期はドル円が動かず値幅が小さく
ポンドドルやユーロドルが大きく動いていて
チャート形は欧州通貨に似た日も多かったと記憶しています。
FOMC明けの18日のようなパターンは
ドル円が押し目買いで強くユーロドルが値を下げなかったので
ユーロ円が一番大きな値幅で上昇しました。
今はユーロドルが1.35近辺なので
ポンドドルの1.6付近と比べて
ドル円がユーロ円に与える影響はポンド円よりも小さくなります。
このように、ドル円はポンド円やユーロ円などのクロス円に
大きな影響を与えますが
合成通貨の方割れのポンドドルやユーロドルの値動きも
しっかり見る必要があります。
例えばポンドドルが大きな節目を割れて下落する場合
ドル円の値動きが小さいなら
ポンド円もポンドドルに連れて大きく下落してきます。
素直な値動きと言う点で考えると
ユーロドルやドル円の方がFX初心者には分かりやすいと思います。
ユーロ円やポンド円はユーロドルやドル円に比べて
値幅が出やすいので大きく狙えるのですが
合成通貨なので値動きが難しい日も多くなります。
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